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2001.10.7(Sun.) "栗須田銀河CD発売記念リサイタル" @Live Spot RAG 前半 |
2001年春の桂STUDIO909でのリサイタル以来、「ムード歌謡の帝王」栗須田銀河の名はあらゆるメディアから消えた。マスコミは、愛人を連れて国外逃亡説、借金地獄説、オアフ島のお母さんのところに帰った説、など諸説入り乱れ、好きなように書き立てたが、実はそのどれでもなかった。そう、彼は彼自身の歴史を集大成すべくベストアルバムのレコーディングを行っていたのだ。『栗須田銀河 ザ・ベスト』。これぞ「ベスト・オブ・ベスト」と呼ぶにふさわしい珠玉の名曲たち。そして彼はムード歌謡界背負って立つ男としてひとつのメッセージをこのアルバムに込めた。それは「ムード歌謡の逆襲」。そして彼は京都は木屋町、ラグのステージに帰ってきた。 |
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マグナム:「さぁみなさま、これから見ないと損するものが始まります。みなさま心の準備はよろしいでしょうか?」 先生の後輩マグナム君による前説で、世紀のリサイタルを待つ大入り満員のお客さんの期待も高まったところで、ファンファーレとともに始まったのは今回のリサイタルのために用意された「栗須田銀河リサイタル・オープニング・テーマ」。軽快なスウィングに乗って小粋に先生が登場。 |
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今回の衣装は、まさに文字通り銀河のごとく星のちりばめられたシャツ。今回のリサイタルのための特注品。 銀河:「い〜やいや〜。若い人たちががんばってるところを見るとパワーをもらえるよねぇ。君たち10周年だというから、わざわざ来てあげたから。」 ちょうど後輩のマグナム君のバンドの10周年記念ライブも行われていたということで、大先輩からのありがたいお言葉が。 銀河:「わたしはちょうどベストアルバムを出したんだけど、当然みんな買うよね〜?」 そしてちゃっかりこの日発売の「栗須田銀河 ザ・ベスト」の宣伝も。 |
銀河:「君たちは10周年ということで長くやってきたつもりだろうけど。」 マグナム:「まぁ、これも先生のお蔭ですから。」 銀河:「ま、初心忘れるべからずっていうメッセージも込めて、あの曲歌ってあげるから」 マグナム:「『あの』を言いますと??」 銀河:「あの曲といったらあれに決まっているじゃないか。私のデビュー曲だよ」 満員の客席からどよめきが。 銀河:「みんな、はじめてかな?たぶん廃盤になっているからねぇ」 マグナム:「下品すぎたというやつですね」 銀河:「まぁ、久しぶりに演ろうかなと。ま、この21世紀に、デュエットという形で…ま、まるで示し合わせたように彼女(ビーナス柿谷)もいるんだけどね。じゃ、久しぶりにあのナンバー…もみあげて赤坂」 ついにあの禁断のデビュー曲がベールを脱ぐ瞬間が。当時あまりに下品すぎてPTAより不買運動が起こったという、「もみあげて赤坂」。当時のデュエットの相手だった女性歌手が普通の女の子に戻る宣言をしてしまったため、再演は絶望と思われていたが、今回ビーナス柿谷に白羽の矢が立ち、ついに再び日の目を見ることとなった。 |
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今回「栗須田銀河 ザ・ベスト」にも再収録されたこの曲は、まさに王道を行くネオン街系デュエットナンバー。ギロのリズムにラテンの情熱をかきたてられた栗須田先生は、照れるビーナスにお構いなくダンス・ダンス・ダンス。 |
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銀河:「♪ダメ、ダメ、も好きのうち 俺にゃわかるのさ 来て、来て、てぬれた目が俺を求めてる アレ、アレ、が欲しいのさ初心なおまえでも いっそ恋をもみあげてみたい今夜」 |
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ビーナス:「♪夢のような巡り逢い だから胸騒ぎ・・・」 ここまでがんばってきたビーナスだが、ここでついに栗須田先生のフェロモンダンスに堪え切れず絶句。 銀河:「大丈夫だからね〜」 と栗須田先生の優しい一言。 |
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銀河:「♪みつめあうなら」 ビーナス:「♪恋の予感」 銀河:「♪抱き寄せたなら」 ビーナス:「♪燃える溜息が」 銀河・ビーナス:「♪愛をもっと 愛をもっと ネオン見つめ雨宿り」 |
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![]() ![]() | 銀河:「(台詞)ああ、今夜の君はなんて美しいんだ。まるで世界中の女神たちが君を祝福しているみたいだ。
君は僕にとってのビーナスだ。クレオパトラ?メデューサ?いや観音様だ。
嗚呼、美しい地球よ。万華鏡の向こうには神秘への扉が私を待っている。
さぁ、恥ずかしがってないで向かいのマリオンにいっしょに行こうよー」 感極まった栗須田先生、ついに台詞を勝手にアドリブで変更。 銀河:「よく頑張ったね。君は伸びるよ。」 新しいパートナーに最大級の賛辞を送る栗須田先生。21世紀にしてついに実現した、デビュー曲の再演に大満足のご様子。 |