motemote

弐〇〇〇年十二月ニ拾七日　於京都市中京区ライブスポットラグ

　年末の栗須田先生のスケジュールは並みの過密さではありません。この日も、午前中から健康ランドの営業を2つこなし、昼はやっぱりラーメンラスをかっこんだあと、午後は商店街の歳末大売出しの余興など、目の回るような忙しさ。そしてこの日は、リハーサルが入っていたにもかかわらず、やっぱり銀河の第二のふるさと京都・木屋町はライブスポットラグにやってまいりました。

演奏曲目

こちらより試聴できます。
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銀河：「いや～後輩の岡崎君が38度も熱があるって言うから紅白のリハーサルをすっとばして来ちゃったよー。わかってる君ぃ」
岡崎：「先生、出るんですか、紅白に」
銀河：「もうNHK出られないかも知れないよー」

岡崎：「先生、今日もこれまたいいもみ上げで」
銀河：「ふふ。早く君ももみ上げの似合う男前になりなさい。」
そしてやはりこの日も、大売出し中の新曲『恋は我が運命（さだめ）-Love is my destiny』！　過ぎ行く激動の20世紀を惜しむかのように銀河は情感豊かに歌い上げます。銀河コールもあちこちから飛び交いました。

↑destiny.mpg(118KB)

　「♪～Love is my destiny恋は我が運命、過ぎてしまったきのうに生きるより｣
銀河：「今の『きのう』っていう歌詞は『過去』って書いて『きのう』って読ませるんだよ、お洒落だね～」
曲の最中で歌詞の説明までしちゃう大サービスの先生。

　ちょうどこの日、9月に共演して、先生の虜にしてしまった、山本たかねちゃんと、イギリスより一時帰国中のたかみぃが客席に。大サービスの先生は、二人を語りに織り込みます。
「（語り）修学院にお住まいのたかねちゃん。二人で過ごしたクリスマスの夜。おぼえてますか？　二人はちょっと出会うのが早すぎたのかもしれません。銀河はね、今でも歌を唄っています。こんな肌寒い夜はたかねさん、貴女のやさしさにもう一度逢いたいです。」
「スナック『ロンドン』の、まき子ママ。まだ付けを払ってなくて、ごめんなさい。ママのお店は私の心の港でした。銀河もね、やっとヒット曲に出会いました。『濡れて木屋町めぐり逢い』。今度お店に行ったらいっしょにデュエットしてくださいね。」

　「♪～いーけいーけマ～ダムのあなた、お～とこ～前の私～」すでに歌詞を覚えてくださったお客さんとともに大合唱。あたかも歓喜の歌の大合唱のよう。

　ノリノリの銀河先生は、岡崎君のバンドの曲にも飛び入り。「こーるあんどれすぽんす」も初体験。「お・と・こ・ま・え」の大合唱に先生もゴキゲンでした。

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